ヘルニアといっても場所も違えば原因は様々です。
椎間板ヘルニアは腰痛の原因となるもので、背骨の腰の部分にある椎骨と椎骨の間でクッションの役割をしている椎間板が変形することで飛び出してしまい、これが神経を圧迫することで足や腰に激しい激痛としびれを引き起こします。
椎間板ヘルニアになる原因は、精神的なストレスや過労、体の歪みなどによって引き起こされることが多いです。
中には、立ったり座ったりという動作を繰り返すことで、体重の2.5倍の圧力が加わり、椎間板の変形が起こることで椎間板ヘルニアになってしまう場合もあります。
整体で椎間板ヘルニアの治療
体に及ぼす影響
椎間板ヘルニアが体に及ぼす影響は、痛みやしびれがあったり、感覚が鈍くなったり、頭痛の原因になることもあります。
痛みが長く続くことで、体への負担が大きくなり筋肉だけでなく内臓にも負担がかかり続け、全身が疲労状態になっていきます。
しかも、痛みを庇おうといつもと違う姿勢や動き方をすることで、他の部分で痛みが出てしまい、姿勢の悪化を招くこともあるのです。
しびれが出てくると、無意識に震えてしまい力が入らなくなって、末端の冷えを感じやすくなるケースも少なくありません。
感覚が鈍くなると、熱いことを熱く感じなかったり、寒くないのに寒く感じたりすることもあります。
椎間板ヘルニアを改善するために整体で施術する場合
椎間板ヘルニアを改善するために、整体では体の歪みを取って正しい姿勢になるように戻していきます。
背骨の歪みは内臓を圧迫し、内臓の働きも制限されるため他の部分にも影響が出てしまいます。
動きが制限されていた内臓は、元の位置に戻ることで本来の働きを取りもどすことができるので、部分的な施術ではなく全身の施術が必要になってきます。
そのため、全身の緊張をほぐして体の筋肉を緩める必要があるのです。
またヘルニアを発症しないためには、整体以外にも日々適度な運動を生活に取り入れることも必要となります。