膝の痛みといっても原因によって大きく4つの種類に分けることができます。
それでは、その種類と主な原因をみていきましょう。
膝の痛みの種類と原因
スポーツ外傷
スポーツ外傷はサッカーやマラソンなど運動によるものや、交通事故などが原因で突発的に起きる膝の怪我です。
軟骨組織である半月板が負傷する半月板損傷や、靭帯が傷付く靭帯損傷、打撲や脱臼、捻挫などが当てはまります。
スポーツ障害
スポーツ障害も運動によって膝の痛みが起きるものですが、突発的なものではなく、一定の負荷が長期的に続くことで起きるものです。
最初は小さな痛みであっても、早期治療を行わないと症状が少しずつ悪化していきます。
太ももの骨の外側にある腸脛靭帯に炎症が発生する腸脛靭帯炎、膝皿の下あたりが変形するなどの異常がみられるオスグッド病などがあります。
加齢や日常生活での膝痛
膝には体重の10倍近く負荷がかかっているので、肥満体形や加齢、日常生活の動作によって膝の痛みが発生するケースがあります。
代表的な症状は、膝関節の骨や軟骨がすり減り痛みが生じる変形性膝関節症です。
病気による膝痛
膝の痛みや病気や体の機能の異常により発生することもあります。
例えば風邪やインフルエンザ、悪性腫瘍が骨や軟骨にできる骨肉腫・何骨肉腫、血液に尿酸が増えることで膝の痛みが発生する痛風、結核菌が関節で炎症を起こす結核性関節炎などの病気が上がります。
病気による腰痛はしっかり医師の治療を受けましょう。
整体院ではどのように膝の痛みを治すのか
整体院では膝の痛みを解消することができますが、原因が必ず膝にあるという考えはほとんどありません。
膝自体が原因というわけではなく、膝に負担がかかりやすい状態が痛みを生じる原因になっている可能性があるのです。
つまり、体全体にアプローチをかけることで、自然に膝の痛みが治るように自然治癒力を高める効果に期待できます。
人によって負担となる部分は異なりますが、足指の関節をほぐす、足首や骨盤、股関節、脛骨、腓骨を整えるなど膝に関わる部分へアプローチし、負担を軽減させることで膝の痛みを和らげ改善することが整体では可能です。