
一言で頭痛と言っても原因は様々なものがあります。
明らかに病気ではないのに、頭痛が起こるのは一次性頭痛といい、病気が原因で起こるのは、二次性頭痛と言います。
一般的に頭痛持ちとされているのが一次性頭痛で、首や後頭部周辺の筋肉の緊張、血管の拡張が原因となっている場合が多いです。
代表的な一次性頭痛は、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛で、中には緊張型頭痛と片頭痛が混在している場合もあります。
緊張型頭痛は、最も多く見られ、誰もが発症する可能性があります。
精神的なストレスや長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなって首周りの筋肉が緊張することで起こってしまうのです。
片頭痛は、20代から40代の女性に多く、頭蓋骨内の血管が広がって炎症が起きることで頭痛になると言われています。
女性に多く見られる症状なので、女性ホルモンとの関係も示唆されています。
群発頭痛は男性に多く、目の後ろ側にある内頸動脈が拡張して炎症が起こり、痛みを引き起こしてしまいます。