外反母趾とは、足の親指が小指側に向かって変形してしまう状態のことをいいます。
上から見ると「くの字」のように見えます。
原因は「合わない靴」が最も多いですが、特にハイヒールを履いていて外反母趾になる女性が多くみられるようです。
ハイヒールやパンプスなどのような脱ぎやすい靴は、履いている時無意識に脱げないように足の指を広げたり、縮めたりして歩いてしまいます。
先の細い靴は、左右両側から親指と小指を圧迫してしまうので足の指の踏ん張る力を制限してしまい、ますます筋力が弱まってしまうのです。
また足の筋肉が未発達であることから、小中学生の子どもも外反母趾になることがあります。
靴で足を覆って足の指を踏ん張らずに指の付け根で歩いてしまうため、足底の筋肉がうまく発達せず、親指がどんどん曲がってしまうのです。
その他、関節リウマチの合併症からも外反母趾になる場合もありますが、進行すると普通の靴が履けず歩くだけでも痛みが生じる場合もあります。
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整体での施術内容
外反母趾は整体での施術で改善させることができます。
外反母趾は、足の障害ですが根本的な原因は体のいたるところに潜んでいる可能性が大きいものです。
骨盤矯正や股関節・膝・足首のストレッチ、筋肉の緊張を取り除くための刺激など全身の施術を行うことで初めて足の矯正をすることができます。
体の中心から外れた骨格をしっかりと正しい位置に戻していくことで、腰や足などにかかる負担を軽減させることができるでしょう。
また、緊張した筋肉をほぐしていかないと固まった関節を矯正することはできません。
特に太ももの筋肉は緊張が強く出てしまいがちなので、適切なストレッチを行って外反母趾の治療に役立てていきます。
最終的には、変形した足の矯正を行いますがそのための前準備をしっかりアプローチしていきます。
外反母趾が悪化してしまうと改善が難しい場合もあるので、できるだけ早く整体で治療することをおすすめします。